気まぐれな神様としっかりと見ている神様

トーゴーサンピンという言葉をご存知でしょうか?

これは税金に関する言葉で、職業別の納税額の不平等を表した言葉です。

サラリーマン→10割(トー)
自営業者→5割(ゴー)
農家・漁業→3割(サン)
政治家→1割(ピン)

サラリーマンは給与としてもらうので本来納めるべき税額が完全に把握されるので10割、つまりすべて収めるのが当たり前。

しかし自営業者は、ある程度所得をごまかしやすい。

ほとんどプライベートで使うようなものも「会社でも使う」とか言って、経費にしたりなんてことも少なくありません。
※本来は違法ですが、この経費かどうかの判断は非常に難しいです。

だいたい本来納める税額の半分ぐらいで済んでいるんじゃねえの?ってことで5割。

農家や漁業なんてさらにごまかしようがあるので3割。あとで説明します。

政治家なんて。。。




似たような言葉で、クロヨン(9・6・4)なんて言ったりもします。

サラリーマン→9割(ク)
自営業者→6割(ロ)
農家・漁業→4割(ヨン)





農家がなぜ税金を安く出来るかの一例を簡単に説明します。




自分が持っている田んぼで年間100tの作物が取れるとします。

この100tすべて売ることができると1000万円の売上になります。

しかし、作った作物すべてが売れるわけではもちろんありません。

仮に7割くらい売れたとして売上は700万円です。

そしてこの100tの作物を作るのにかかった経費(肥料代や工作機代、従業員の人件費など)が400万円だとします。

すると、その農家の収入は700万-400万=300万円です。この300万円に規定の税率をかけて納税します。
※正確にはここに控除などして税率は計算しますが、割愛。控除についてはこちら




しかしこれでいいでしょうか?100tのうち売れ残った30tはどうなるでしょうか?捨てるんでしょうか?

これはその農家一家の夜の食卓に並びますよね。(もちろん全てではないですが)

そうするとどうなるでしょうか?

この一家の食費はかなり低くなります。

つまり生活費が安く済みますので、同じく年収300万の人よりも生活は楽ですよね。





これ「不平等じゃない」と思う部分と「それくらい良いんじゃない?」と思う部分両方あります。

ただ、税金は全員どの職業においても平等でなければいけません。

住宅会社の人が売れ残ったからって家をもらったってなったらそれはちょっとて思います。

じゃあ、車なら宝石なら食べ物ならってなりますので。




正しい処理としては、自分のところで生産した作物をもらう時は、「自分から自分で買った」という処理をしなければなりません。

余った30t(300万円分)のうち10t(100万円分)自分で食べたらなら、その分も売上にしなければなりません。
※自分で買うときは販売価格の7割とかにしても良い、などの細かい免税措置はあります。

そうすると、本来の利益は300+100=400万円なのに300万円として税金を納めることになります。





その他にも色々と節税方法はあります(そもそも農家は自営業ですし)が、分かりやすいものを紹介しました。





で、東日本大震災。農家は地震被害津波被害に加え、放射能による被害で、ほとんど作物が作れなくなっています。

これは当然農家の方々に責任はありませんので、国として、電力会社として保証をすべきでしょう。

じゃあ何を基準に保証をするのかといえば、当然毎年の所得を基準に保障するでしょう。




その時、上で説明した例で300万円として毎年申告していた農家と、400万円(自分から自分で買った処理)として毎年申告していた農家では、補償額が違います。

しかし、本来はどちらも同じ収入でどちらも同じ生活レベルです。

さらに言えば、毎年とても生活できない様な収入で申告していた農家もあります。

中には赤字で申告している農家も一部あるでしょう。






被災された方々、放射能で出荷制限がかかってしまった農家の方々、本当に大変な思いをされていること、言葉には表せられません。

神様は今回の震災のように気まぐれで、我々人類に牙をむきます。

しかし、気まぐれでなく、普段の行いもしっかりと見ているんですね。




ではでは

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なんか言いたい人用のやつ

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